大 和 田 の 美 術 品

左の写真は、大和田中興の祖岡田常三郎です。
戦時中から戦後に掛けて、
食料統制令という法律によって
飲食店は通常の営業が出来なくなって
しまいました。
岡田常三郎も食料統制令違反で何度か
留置場を経験したとのことです。
しかし飲食店として営業が出来なくなっても
何らかの方法で食べていかなければなりません。
戦争中は出入りの大工・経紙屋・左官屋・ペンキ屋等の
職人を組織して飛行機の操縦訓練装置
(今で言うところのフライトシュミレーター)
を製造する会社を設立しましたが、
木と紙で出来た操縦練習装置でしたので
大した役には立たなかったようです。
 戦後になるとそのような装置は、全く無価値になります。
次に始めたのはアパート経営でしたが、
家賃の取り立てに行き、戦争未亡人になった女性が
家賃を払えないで困っており、近くで子供が泣いていると、
子供に小遣いを与えて返ってきてしまうような人でしたの
で、すぐに破綻してしまいます。
結局以前から趣味としていた古美術商を副業で開業します。
その頃からの蓄積で大和田には美術品が多く展示されています。
今回ご紹介するのは絵画です。
上の絵は雑誌の企画で伊東深水先生とお嬢さんの
朝丘雪路さんの対談が当店で行われた際、
深水先生に無理にお願いして描いていただいた作品です。
      伊東深水 作 新粧
左は
      横山大観 作 栗鼠

新橋店では季節に合わせ書画の掛け替えを
年に6回程度行っています。
お料理以外での大和田の楽しみ方の一つです。


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